ハゲが気になるなら育毛剤の種類を知ろう!

自分の症状にあった育毛剤の種類と効果を知ろう!

育毛剤は、その効果によっていくつかのタイプに分けることができます。ハゲの症状が現れる原因は複数ありますので、自分の症状(原因)にあった育毛剤を選ぶことで育毛効果は格段にアップします。頭頂部ハゲにピッタリの育毛剤もありますので、育毛剤の種類とその効果を学び、効果的な育毛対策ができるようになりましょう。

 

育毛剤の効果は大きく下の5つに分類できます。ほとんどの育毛剤は複数の効果を併せ持っているのですが、その中でも重視している効果というものがあります。

 

  1. 男性型脱毛症(AGA)に!「男性ホルモン抑制タイプ」
  2. 肩こりや冷え性の方に!「血行促進タイプ」
  3. 生活サイクルが乱れがちな方に!「毛母細胞活性(栄養補給)タイプ」
  4. 脂性、汗っかきな方に!「皮脂分泌抑制タイプ」
  5. 乾燥肌・皮膚が弱い方に!「頭皮保湿タイプ」

 

それぞれのタイプについて解説していきます。

 

1.男性ホルモン抑制タイプ

男性ホルモン抑制タイプの育毛剤は、男性型脱毛症(AGA)の原因となる男性ホルモンの働きを抑えるタイプの育毛剤です。男性ホルモンにはテストステロンという物質が含まれ、そのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と化合するとジヒドロテストステロン(DHT)という発毛抑制物質が発生し、ハゲを進行させます。5αリダクターゼを非活性化させてジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制するのがこのタイプの育毛剤です。
男性ホルモン抑制タイプの育毛剤の代表的な配合成分には「フィナステリド」などがあります。

 

 

2.血行促進タイプ

頭皮の血行不良は毛根への栄養・酸素供給を妨げるため発毛不良を起こし、ハゲの原因となります。血行促進タイプの育毛剤は、頭皮の血管を拡張・血行正常化し、毛根に十分な栄養・酸素を供給することで発毛を促します。育毛剤の多くはこのような血行促進機能を併せ持っています。

 

肩こり・首こりをお持ちの方や冷え性の方には効果が見込める育毛剤です。また、頭頂部ハゲは頭の先端まで栄養が行きわたらないため発毛不良が起こった場合がありますので、頭頂部の薄毛が気になる方にもおすすめです。
血行促進タイプの育毛剤の代表的な配合成分には「ミノキシジル」などがあります。

 

 

3.毛母細胞活性(栄養補給)タイプ

毛母細胞分裂を活発に行い健康な毛髪を作るためにはタンパク質、ビタミン、亜鉛、システインなどの栄養が必要不可欠です。毛母細胞活性(栄養補給)タイプの育毛剤は、これらの栄養を頭皮から浸透させ、毛根に直接補給することで育毛を促進するタイプの育毛剤です。

 

食事の栄養バランスが崩れていたり睡眠不足の方は、栄養が不足しがちなので効果が期待できます。また、頭頂部のハゲも栄養が不足していることが原因の場合がありますので、服用する価値は十分にあります。
この効果をもつものには育毛シャンプーや育毛サプリメントもあります。ホルモン分泌や血管機能に働きかけるわけではないので、育毛剤初心者にもおすすめです。

 

 

4.皮脂分泌抑制タイプ

皮脂は頭皮を保護する役目もあるので、ある程度の分泌は必要です。しかし、分泌が過剰になると毛穴につまって毛髪の成長を阻害したり、炎症を起こしたりして脂漏性脱毛症の原因になったりします。皮脂分泌抑制タイプの育毛剤は、皮脂の過剰分泌を抑え頭皮を清潔に保つことにより発毛を促進します。

 

この働きをもつものは最近では育毛シャンプーに多く見られます。脂性の方、汗っかきの方に効果の高いタイプです。

 

 

5.頭皮保湿タイプ

頭皮が乾燥すると乾燥性のフケが出やすくなります。そのフケが毛穴に詰まると毛髪の成長を阻害し、そのままにしておくと炎症を起こしたり細菌が発生したりして粃糠性(ひこう性)脱毛症の原因になります。頭皮保湿タイプの育毛剤は、イチョウ葉エキス・海藻エキスなどの海藻成分を配合することにより頭皮の乾燥を防いで脱毛を予防するタイプの育毛剤です。

 

乾燥肌の方、敏感肌の方、ヘアカラーやパーマで頭皮が弱っている方におすすめの育毛剤です。このタイプは女性用の育毛剤・育毛シャンプーで多く販売されています。