肩コリ・首コリは血行不良で抜け毛を増やす!
肩コリや首コリの症状がある場合、毎日の抜け毛の変化に注意してください。肩コリや首コリは血行不良が原因で起こるのですが、この血行不良こそがハゲ症状にとっては大きな敵なのです。気になる頭頂部がますます視線を集めかねません。
ここでは肩コリ・首コリの仕組みと血行不良のハゲへの影響について解説していきます。
血行不良で頭皮は栄養不足状態に!
人間の体の中での血液の働きとは、各器官の成長や生命活動に必要な栄養や酸素を全身に運ぶことです。血行不良の状態になると、この供給機能が低下しますので、食事や呼吸で十分な栄養・酸素を体内に取り込んでも、体は栄養不足・酸素不足の状態になってしまいます。
体の中にも栄養・酸素供給の優先順位というものがあって、頭皮や爪といった器官はこの優先順位がもっとも低い器官です。つまり、血行不良になると頭皮への酸素・栄養供給が不足状態になるため、毛母細胞の細胞分裂も十分に行われず、脱毛や発毛不良が起こるのです。
肩コリ・首コリだとハゲやすいワケ。
血行不良状態であるときに現れやすい症状の1つが肩コリ・首コリであり、髪の毛の成長にも大きな影響を与えます。
そもそも“凝り”というのは、「筋肉が無意識のうちに緊張・収縮してしまい、自分の力ではほぐせなくなっている状態」のことをいいます。仕事などで同じ姿勢のまま、肩や首の筋肉に力の入った状態を続けていると、体はその緊張状態を覚えてしまいます。また、精神的な緊張やストレスによっても筋肉は緊張状態をつくります。
筋肉が緊張すると周りの血管を圧迫するようになり、血の流れが悪くなります。そうなると、排出のため体を流れる老廃物が血管内に停滞してしまいます。そのうちその老廃物が血管から染み出し、周辺の神経を刺激します。この時の刺激が“凝り”の正体です。
肩と首には、胴体と頭部をつなぐ血管が何本も通っています。肩コリ・首コリがある状態はこれらの血管が圧迫されているということなので、頭皮への栄養運搬が滞ることとなり、ハゲの原因となるのです。
頭皮が固くなり髪の毛が生えにくくなる。
頭皮の血流が悪くなると頭皮が固くなり、汗や皮脂、フケが毛穴に詰まりやすくなります。これらは髪の毛の成長を阻害するだけでなく、細菌を繁殖させ「脂漏性脱毛症」や「粃糠性(ひこう性)脱毛症」を引き起こす可能性も高くなります。
ハゲとは全然関係なさそうですが、実は肩コリ・首コリは致命的なハゲの原因なんです。特に頭頂部がハゲる症状というのは、発毛に必要な栄養分が頭の先まで届いていないことが原因で起こることがあります。肩コリ・首コリ、冷え性など血行不良状態が考えられる症状のある方は、ヨガや定期的な運動の習慣をつけることをオススメします。
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